自作の空母戦ゲームを作るべく、寄り道しつつぼちぼちやってます。
by takoba39714 カテゴリ
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このブログを始めて初期の頃、持っている、あるいは持っていた空母戦ゲームについて一通り自身の考察などを書いていた時期があります。 フラットトップ、日本機動部隊、航空母艦、ツクダのタスクフォースシリーズ、VGのフリートシリーズetc・・・ 過去記事を一通り読み返してみて、帝海のイメージを作っていたころのことを改めて思い返してみました。 これは自身を含め、空母戦ゲーマーは何を空母戦に求めているのか?ということの考察でもあります。 たとえば2006年2月27日にとりあげたツクダの航空母艦は、「空母戦ゲーマーの求めるものをすべて詰め込んだゲーム」であろうとして失敗をしたゲームなのではと思っています。 航空母艦は、空母戦ゲームの醍醐味(であった筈)の索敵ルールに凝りにこって、2人プレイボードゲームでは必然の逆探知問題を克服し、さらに発着艦と雷爆換装による整備の面白さを追及すべく、極めて凝ったルールを用意しました。 発着艦ルールの細分化には、ミッドウエイの悲劇を再現したいという気持ちももちろんですが、ウルトラセブンのホーク1号や、サンダーバード各機の発進シーンと同種のカタルシスを求めていたのかもと最近思います。 以前の記事にも書いたとおり、その結果ルール量が増えたことや、プレイ時間が増大したこと自体は、このゲームにとってさほど問題では無いと思っています。そんなものは空母戦への愛があれば、乗り越えられる筈ものだからです。 しかしながらデザイナーさんが、「空母戦ゲーマーは索敵システムや航空機のローテーションに凝ったものを望んでいるに違いない」と思いこんだ挙句、ゲームのスケールが小さくなってしまい、どのシナリオをやっても登場戦力の顔ぶれが変わるだけのゲームになってしまったのです。 「航空母艦」の最も駄目な部分はここであると、私は確信しています。 空母戦ゲーマーが抱く愛の方向性を、デザイナーさんが見誤った結果、このようなことになってしまったのだと。 空母戦ゲーマーはそのようなミクロの視点にはもちろん興味はあるものの、やはりその海戦の成因の戦略的背景への興味を切り捨てることはできないのではないかと思うのです。 その点フラットトップは(煩雑さを伴う高度なレベルではありますが)それらをバランスよく取り入れています。 その後、同じT社から発売されたタスクフォースシリーズでは、前作の航空母艦の反省から戦略的な背景を重視し、タイムスケールやマップの範囲を大きくとりました。ただ、逆探知問題にこだわった挙句、スケール的に日本機動部隊と同程度ながら、フラットトップなみに煩雑で時間を要するゲームとなってしまい、やはり後発でありながら日本機動部隊の座を奪えませんでした。 逆探知問題は、空母戦ゲームの最大のネックだとは思います。今後この問題を解決し、かつスピーディーなシステムが現れれば、もっともすばらしい空母戦ゲームと賞賛される価値があるでしょう。 たとえば、間に審判を立てるダブルブラインドシステムが、逆探知問題を解決する最短の道であるに違いないのですが、それはそれで別の悩みが生じます。 空母戦に限らずウォーゲームって、相手を探すだけでも大変なのに、果たして審判になってくれる奇特な人を探せるのか? 私は、航空母艦とタスクフォースシリーズの失敗を見て、索敵の逆探知問題にこだわるのはやめにしようと諦めました。 なんだか悪口ばかり書いてしまいましたが、帝海を作るにあたってものすごく参考になった部分もあります。 それは、やっぱり索敵ルールです。 でも最大のウリであったはずの逆探知問題の克服のダミーの海システムではなく、発見した艦隊の情報開示の仕方の部分です。 航空母艦では、その艦隊の情報を示すマーカーを裏返して結果を得ます。情報マーカーには艦種やその大体の数が記されていて、運よく空母と書いたものをめくれれば良しというルールでした。 私は航空母艦のこのシステムは、他のゲームと比較してもすばらしいものだと思っています。 帝海の索敵ルールはダミーカウンター使用なので、どちらかというと日本機動部隊やSSミッドウエイに近いのですが、情報開示手段については、航空母艦のシステムを参考にさせていただいています。 これは日機の索敵チットによる情報開示の仕方が確率論的に変だという欠点と、作られる艦隊マーカーと索敵チットのスタックを動かすのがチットが多くなるに従ってだんだん辛くなるという、ユーティリティ上の問題を解決するには、航空母艦の情報開示システムが合理的でユニークと判断したからです。 次は空母戦における戦力不確定の問題について、VGキャリアーと、季刊T誌の付録ゲームをお題に考えようと思います。
by takoba39714
| 2010-11-21 11:37
| 空母戦ゲーム作成備忘録
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Comments(8)
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by
信長
at 2010-11-26 12:46
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>どのシナリオをやっても登場戦力の顔ぶれが変わるだけのゲームになってしまったのです。
これは、空母戦のゲームのフラットトップと、空母戦のシミュレーターの航空母艦の違いでしょう。 空母戦をミクロの視点で見れば、どのシナリオ同じになってしまうのはあたりまえ。 航空母艦のダメな所ではありますが、空母戦のシミュレーターという点では、正しい状態であると考えます。
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takoba39714 at 2010-11-26 22:22
信長さま。いつもありがとうございます。次回の猿遊会では、ぜひまた空戦しましょう。さて、「空母戦のシミュレーターという点では、正しい状態」が、シミュレーション・ゲームとしてあるべき姿であるとは私には思えないのです。
ツクダ航空母艦を買った人が、それがシミュレーターでしかないことを箱を開ける前に納得していたのかというのは非常に疑問です。 すくなくとも私は期待を裏切られた口なのですが、信長さまは如何でしょう?
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信長
at 2010-11-28 18:40
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>「空母戦のシミュレーターという点では、正しい状態」が、シミュレーション・ゲームとしてあるべき姿であるとは私には思えないのです。
今の私なら「航空母艦はシミュレーション・ゲームか?」という問には、ノーと答えるでしょう。 購入した当時は、友人とプレイした後での購入だったので、納得していたので裏切られた口ではありませんでした。 もちろん、対戦相手が居たという幸運もありますし。 まあ、航空母艦以外にも、ゲームとして成り立っていない物は沢山ありましたからね、当時は。(笑)
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by
takoba39714 at 2010-11-28 22:49
Commented
by
信長
at 2010-11-29 14:44
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>次回の猿遊会では、ぜひまた空戦しましょう。
猿遊会と言わず、VASSALでやりましょう。 MAでも書いていますが、毎週土曜の夜に「The Speed of Heat」をプレイ中。 一緒に、いかがですか? もちろん、他のゲームでもOK。 (でも空馬は未所有ですが・・・)
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takoba39714 at 2010-11-30 00:00
実は昔DLしたんですけどうまく動きません。特別な解凍ソフトとか必要ですか?
VASSALが動かないので?
それとも、The Speed of Heat(Air Power)のモジュール? ここのコメントでやりとりするより、MAのイベント書いた方が良いかも。(URLにリンク入れといた)
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takoba39714 at 2010-11-30 22:56
イベントのほうに書き込ませていただきました。
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