自作の空母戦ゲームを作るべく、寄り道しつつぼちぼちやってます。
by takoba39714 カテゴリ
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宇宙戦艦ヤマト2199第一話の冒頭10分が、期間限定で公開されています。 声優さんが昔と比べてどうだとか、サーシァのコスチュームの露出度とか、メカがリファインされてカッコよくなったとか、ちゃんとシュルツ艦が参加しているのは凄いとか、はたまた、この冥王星会戦が、サーシァとワープ航法の技術情報を乗せたイスカンダルからの連絡船を迎え入れるための陽動だったというストーリーが追加されているところがイイとかは、アニメファン的な視点です。 ここはその他大勢の方に任せておいて、私としてはウォーゲーマー視点で考察してみたいところです。 (1)宇宙海戦の基本は密集隊形? まず気になるところとして、会敵当初、各艦艇同士が密集しすぎていないかというのがあります。 地球艦隊、ガミラス艦隊ともにそういう印象を受けます。 案の定、被弾によってコントロールを失った駆逐艦をよけきれずに、巡洋艦が巻き添えを食うという事態が、戦闘後すぐに発生します。 また終盤戦において、縦横無尽にガミラス艦隊の中をつっきる駆逐艦ゆきかぜに対し、ガミラス艦が発射したビームが味方を打ち抜くという事態も発生します。 このゆきかせに劣らず、沖田司令の乗る戦艦きりしまも、またガミラス側の駆逐艦も、終盤においてはかなりの機動性を発揮するので、最初の密集状態と、この後半戦はまったく別物のような違和感を覚えます。 もっと上手な戦い方があるんじゃないの? しかし、本稿はアラ探しが目的ではありません。きっとこれには何か深い訳があるのです。 衝突事故のリスクを負ってまで、密集隊形にこだわる訳があるに違いありません。 この訳を見出すことこそ、ゲーマー的愛の発露です。 沖田の乗る「きりしま」と「ゆきかぜ」以外、地球艦隊が居なくなってしまった後、「きりしま」のオペレーターがこう言います。「敵艦隊再び集結しつつあります!」 戦闘中は艦隊が自然とバラバラになってくるけど、統制を取り戻すと再び密集しだす。 つまり宇宙海戦における基本原則は、どうやら両軍とも密集隊形なのです。 (2)決戦兵器は駆逐艦の宇宙魚雷? なぜ、密集隊形が基本なのでしょうか。 冥王星会戦において有名な、ガミラス艦の装甲が地球側のビームをはじくシーンは今回も健在です。 また、ガミラス艦の主砲射程の方が、地球側より長いため、こちら側の有効射程に捕捉する前に、駆逐艦と巡洋艦が轟沈してしまいます。 一方、終盤戦において、ガミラス駆逐艦が3次元機動で、あたかも急降下爆撃を思わせる角度で「きりしま」に突っ込んでくるところを、ゆきかぜが後方から追いすがって近接発射した魚雷で沈めるというシーンが、今回追加されています。 つまりこの時期、敵艦隊への有効な攻撃手段は、3次元機動で突撃してくる駆逐艦による、近接魚雷射撃なのではないでしょうか? そうであるなら冒頭の密集隊形の意味は想像がつきます。 ①密集してビーム弾幕を張ることにより、駆逐艦を近接させないようにする。 かつ、密集ビーム射撃によって、相手の密集隊形につけいるスキをつくる。 ②相手が持ちこたえられず密集隊形を崩したスキを狙って、艦隊から駆逐艦が飛び出して、特攻をかける。 ③密集隊形が崩れていなければ、短射程のパルスレーザーによる弾幕が、魚雷を迎撃するのに有効である(きりしまが、ガミラスの駆逐艦が特攻してきた際に、短射程パルスレーザーによって弾幕を張りますが、1艦だけなので・・・)。 こういうスタイルがこの時期の宇宙海戦の基本形だったのではないかと。 スペック的には、高機動戦闘が可能な宇宙艦ですが、推進剤の消費が莫大なので、ここぞという時にしか高機動戦闘はできないのではないでしょうか。 (3)空母不在 また、映画版ヤマトと違い、オリジナルのヤマトのスタイルを踏襲しているため、冥王星会戦において艦載機による戦闘は発生しません。 会敵当初に敵艦の構成を解析するシーンがありますが、ガミラス艦隊の中にも宇宙空母は認められません。設定にはちゃんとヒトデ型の空母と全翼式の爆撃機がありますので、地上でカムフラージュされたヤマトを爆撃するシーンは挿入されると思われます。 ですが、この時期艦載機は宇宙海戦において、両軍にとって有効な兵器ではないと目されているようです。 突撃駆逐艦が、あのような高機動力を持つのであれば、艦載機のようなペイロードが限定されるシロモノは、大気圏内においてしか役に立たないと思われても、仕方ないのかもしれません。 単艦で戦闘をせざるを得ないヤマトは、苦肉の策として艦載機を駆逐艦代わりに運用せざるを得なかった。 ところが実はこれが盲点で、やってみると案外有用だった。 ・・・というところでしょうか。 以後、宇宙海軍は波動砲を多数そろえることが優先という大艦巨砲主義派と、航空主戦力派に分かれます(嘘)。
by takoba39714
| 2012-04-01 14:40
| つれづれごと
|
Comments(12)
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ぽち
at 2012-04-01 23:35
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いやー、リメイク版はかっこいいですね!
装甲の厚いガミラス側はともかく、地球艦隊が密集態勢を取るメリットは殆ど無いように思われます。 ガミラス艦隊にアウトレンジ戦法を取られたら対処できないのではといらざる心配をしてしまいました。
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by
takoba39714 at 2012-04-01 23:41
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str_takeshi
at 2012-04-02 12:57
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コマンドコントロールのルールで、原則旗艦に隣接していないと独航艦となり、攻撃命令を出せない為です。ゆきかぜは、シナリオ指定で旗艦扱い、って順番が、逆ですね。
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takoba39714 at 2012-04-02 22:00
str_takeshiさま、そうか。ミノフスキー粒子が濃すぎて、各艦同士の通信手段は鳥取県のように糸電話なのかもしれませんね。だから旗艦と連続かつ近接して単縦陣を組んでいないと独航艦になるんだ。
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F男
at 2012-04-02 22:57
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思ったんですが、実は「密集状態からの接触事故なんて想定の範囲内」なのかもしれません。
宇宙空間では地上や大気圏と違い、自然と止まったり落ちたりしません。回避機動のためとはいえてんでバラバラに動くと、あっという間に散り散りになってしまい、連携が取れないのではと。怖ろしい相対速度で大激突って可能性もありますし。 そう考えると、宇宙戦では下手に艦隊を組むより、超巨大艦が突っ込んだ方が効率良さそうな…ってことは白色彗星帝国は正しかったのか?
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takoba39714 at 2012-04-02 23:04
F男さま、これはもうGDWメイデイの多人数ゲームでもやって検証するしかないですね。
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takoba39714 at 2012-04-04 22:26
飛鳥さま、いつも楽しくそちらのブログを拝見させていただいてます。
さて、ガミラスの3段空母+攻撃空母なんですが、作劇的には鳴り物入りで登場しているんですが、あれってドメルがバラン星の前進基地を駄目にした後の話ですから、実は実験機を押しつけられたんじゃないかと思ってます。 各戦線(ルビーとかサファイアとか名前がついてた)から優秀な将軍が来たみたいな話でもありましたが、それも実はみんな左遷組だったかもなんて(笑)
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mpv4228
at 2012-04-05 01:10
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ガミラス艦隊が「きりしま」から見えていたので、有視界戦闘が基本のようですね。間隔を詰めた単縦陣でないと、味方を把握するのも難しいのでしょう。
きっとガミラス艦は、SGレーダーを持っているんだ(笑)
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takoba39714 at 2012-04-05 23:07
だって遠かったら糸電話つかえないじゃないですか(まだ言うか)。
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str_takeshi
at 2012-04-06 02:05
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もしかすると、御承知ない方もいらしゃるかもしれないので、念のためアドレスあげておきます。最近は更新されていませんが。
元ゲームの「War against White Comet」のページもかなり前に消えていますけど。 確かデザイナーはCMJでライターされている・・・ 宇宙戦艦ヤマト・肯定的解説 http://www.tim.hi-ho.ne.jp/~shiz/yamato/index.htm
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takoba39714 at 2012-04-06 20:34
ご承知ありませんでした(笑)。
今度の2199を受けて、増補改訂を是非お願いしたいですね。
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