中国軍はここにきて空母打撃群の投入を決定します。
国家方針が「列島線制圧・先島諸島・沖縄」なのでペナルティなしに投入可能なのですが、2人プレイなら欺瞞のため一時的なVP献上(ルール17.2.2)を行うでしょう。
ともかく中国軍は東シナ3に空母打撃群を配置しました。
これで兵力バランスは再び中国側有利に傾きます。
AWACS調整で、中国軍は1ユニット、日本側は2ユニットが回復します。
次に制空権決定です。中国はAWACS+殲10を投入。
日本はAWACSとF15J改(半減戦力)×2 F15J(半減戦力)×1を投入。殲10を撃破し、ついに制空権をとります。
続く先攻決定でも日本側が先攻を確保します。
第一アクション
日本側は、Op#2海上移動/戦闘(水上)で呉艦隊を那覇から宮古に移動させます。
中国軍は同じくOp#2で空母群を尖閣周辺に移動させました。
イベントは2ー5中国側の奇襲攻撃。
中国にとっては脅威であるAEGIS艦「きりしま」を遠征66で奇襲攻撃します。しかし結果は惜しくも失敗。
第二アクション
日本側はOp#7潜水艦によるASW戦闘(水中)で、宮古諸島エリアの「もちしお」「くろしお」により「遠征66」を攻撃します。この攻撃によって「遠征66」は撃沈され、宮古諸島エリアからは中国軍が一掃されます。
これに伴い「もちしお」・「くろしお」は未確認状態に戻りました(ルール15.2)
中国側のアクションはOp#26国内向けプロパガンダ(諜報)を選択。ダイス目は1で成功し、戦意は4に上昇しました。
しかし続くイベントは5ー3のマスコミよる世論誘導(日本)です。ダイス目は6で成功し、戦意は最高レベルの6になります。
奇しくも第二アクションフェイズは日中両者のマスコミ合戦となりました。
そういえば、ヒトラーもルーズベルトもチャーチルも戦争指導者として世論操作にはそれなりに熱心だったと思うのですが、WW2のシミュレーションゲームでこういう側面を取り扱うゲームを私はみたことがありません。
第三アクション
日本側はOp#18低空飽和対艦攻撃(航空)でF2+AWACSにより、八重山諸島エリアに集結した中国艦隊を空襲します。
空自機は中国イージス艦の存在エリアを経由せず那覇より飛来可能ですので、中国軍は迎撃手段がありません。
ルール上では不明確な気がしますが、空軍を迎撃に投入できない場合、AWACSの使用不可と判断しました。よって中国軍はAWACSをこの戦闘に投入不可です。空自機の対艦攻撃力を赤字とみなし先制攻撃します。結果はF2が1ステップずつロスしますが、中国軍の「福州」、「抗州」も1ステップロスしました。
中国軍はOp#2海上移動(水上)で空母群を八重山諸島に移動させます。
イベント2ー2は外交交渉の進展。
次のターンの第一作戦セグメントで両軍とも攻撃が不可になり、ほんの少しだけ決戦時期が先延ばしになります。