自作の空母戦ゲームを作るべく、寄り道しつつぼちぼちやってます。
by takoba39714 カテゴリ
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ウォーゲームには大きく分けて「戦略級」「作戦級」「戦術級」という3つのカテゴライズがあると昔から言われてきました。 ジャンルによっては間に「会戦級」「戦役級」というのが挟まるらしいのですが、私の苦手分野のことですので、とりあえず脇に置いておきます。 また「戦術級」の先に「戦闘級」なるものがあるという説は、数十年前に業界誌上で語られたことがあり、主張には一定の説得力がありますが、ある特定の勢力が敵対勢力を揶揄する目的で持ち込まれた感がある(と勝手に私が思っている)ので、これも脇に置いておきます。 彼らが戦闘級と呼ぶゲームは、ちょっと肩に力が入った戦術級であって、その愛を否定する資格なんて誰にもないでしょって思うのです。 それにあまりたくさん細分化しても、話がわかりにくくなるだけです。 カテゴライズは3段階くらいがわかりやすい。 A・B・Cの3つに尺度を設定すれば、真ん中のBカテゴリーの左にはみ出れば自動的にA、右にはみ出れば自動的にCになるので、Bの定義だけをしっかりすれば、カテゴライズが簡単にできるからです。 なんで今更こんなことを話題にするかというと、某所で海戦ゲームのカテゴライズについて話題に上ったからです。 国際通信社さんから「戦術級」のゲームをラインナップするという趣旨のTCS(Tactical Combatt Sirise)に、【激突!南太平洋】が入っているのですが、【激突!南太平洋】は実質的な【日本機動部隊】の再販バージョンであり、果たしてこれは正しいのか??という疑問が提示され、「私としては同ゲームは作戦級ではないかと思っている。」と所感を述べさせていただきました。 そこは同意をいただけたのですが、「同じく【戦艦の戦い】も作戦級ではないか」みたいなお返事が来たので、「あれ!?」となっちゃったのです。 【戦艦の戦い】は、重巡洋艦以上は1ユニット1隻単位、それ以下は数隻で1ユニットの水上砲撃戦を扱うゲームで、文字通り戦艦同士の主砲の撃ち合いにスポットが当てられています。 私の感覚では典型的な戦術級ゲームなのですが。 ただよくよく考えると、そういう意見が出てくるのもわからなくはない。 単純に関わった人数を単位として戦いの規模を計ったら、【戦艦の戦い】で描かれるシチュエーションのシナリオは、陸物作戦級ゲーム1つ分に匹敵するものもあるかもしれないと思ったからです(ちゃんと計算できる人やってみてほしい)。 ただ、そうなると海戦の戦術級ってどんなんだろうという気がしなくもありません。 1番砲塔と2番砲塔と3番砲塔でプレイヤーを分けて、誰がたくさん敵艦に命中させるかを競う? いえいえ、それは軍艦のメカニズムを知らず、ヤマトやガンダムの知識で戦争を語ろうとする悪例ですよ。 さて、私が持っている、あるいは持っていた海戦ゲームの、わたし的ジャンル分けは下記のとおりです。 なお順番は持っている(いた)ことを思い出した順で他意はありません。 ??は調べたらオリジナルメーカーがわかるけど、本題と関係ないので放置しています。 一応、なんらかの販路に乗ったものを対象にしています。 【戦術級】 ソロモン夜襲戦(同人・もりつちオリジナル) 聯合艦隊(SSG・HJ) デストロイヤーキャプテン(CMJ・QDG) 戦艦の戦い(CMJ・??) 日本海決戦1905(GJ) アイアンボトムサウンド(HJ・QDG) サブマリン(AH) 航空母艦(ツクダ) 幻のレイテ湾海戦(GJ) ギリシア・ローマ海戦(AH) 第二次ソロモン海海戦(同人・SLGamer) 【作戦級】 日本機動部隊(CMJ・エポック) フラットトップ(AH) 激突!南太平洋(CMJ・エポック) タスクフォースシリーズ(ツクダ) タスクフォース(SPI) フリートシリーズ(HJ・VG) アジアン・フリート(CMJ) 尖閣ショウダウン(CMJ) 戦艦ビスマルクの戦い(AH) 戦艦ビスマルクの最期(CMJ・??) はがきのビスマルク(CMJ) はがきのグラフシュペー(CMJ) はがきのミッドウエィ(同人・私作) シーレーン防衛戦(翔企画) 日露日本海の戦い(同人・SLGamer) ソリティア珊瑚海(CMJ・??) キャリアー(VG) ミッドウエイキャンペーン(CMJ・??) スミソニアンシリーズガダルカナル(AH) インクリディブル・ビクトリー(GDW) スクラッチ・ワン・フラットトップ(3W) 捷1号作戦(GJ) CORALSEA(アヴァランチ・プレス) 運命のミッドウエイ(同人) ミッドウエイ海空戦(翔企画) 【戦略級】 南太平洋キャンペーン(S&T) 決戦ガダルカナル(GJ・翔企画) ソロモンズ・キャンペーン(CMJ・SPI) The Island too Far (同人・私作) 太平洋空母決戦(CMJ:WGH2012) ガダルカナル!(同人・ぼんさいゲームズ) レッド・ドラゴン・ライジング(CMJ・??) アリューシャンキャンペーン(CMJ??) 珊瑚海キャンペーン(CMJ??) このカテゴライズの判断基準は、そのゲームはなにを描いているのかというとことです。 ざっくり言って、作戦級とは捷1号作戦とか、あ号作戦とか、MI作戦とか、MO作戦といった、いわゆる○○作戦を書こうとしたもの。 戦術級はそういった作戦の一場面を彩る戦闘を切り取ったもの。 戦略級は複数の作戦の積み上げで複数目標の支配の多さを競うものというのがだいたいの線引き理由です。 そういった基準で言うと、レッドラとか、尖閣とか、シーレーン防衛戦とか戦略級か作戦級かは実はちょっと迷ったところです。 AHフラットトップが作戦級で、ツクダ航空母艦が戦術級という分類に異論がある方がおられるかもしれませんが、前者は空母の参加した作戦の全体像を描き出そうとしているのに対し、後者はスケールを細分化したために空母というメカニック、あるいは戦闘システム同士の殴り合いに焦点が当たっています。 そこで競われるのは作戦ではなく戦術でしょう。 海戦ゲームの場合、作戦級であっても起こる戦闘の数が少ないため、比較的詳細な・・・と、いうかそれ単体でちょっとした戦術級ゲームといえるルールがついちゃう場合があります。 陸戦の作戦級ゲームはほぼ毎ターンどっかでいくつか戦闘が起こり、ダイスの一振りで解決しないとやってられませんが、海戦の場合全作戦期間を通じて数回の戦闘しか発生しない場合も多く、必然的にそこで盛り上げないとゲームがだるくなるからです。 このあたりが前述の人数換算の話と同じく海戦ゲームの○○級判定をするのを難しくしている気もします。 艦の個性を再現したゲームは戦術級、比較的どうでもよければ戦略級という考え方もあります。 アイアンボトムサウンド、聯合艦隊、航空母艦は明らかに、個艦の性能差にこだわっていますからまがいもない戦術級ですし、珊瑚海キャンペーンなどは、日本語版にしたときに勝手に入れられた艦名が、かえってゲームを壊した感があります。 そもそもウォーゲームを戦略級、作戦級、戦術級というグルーピングすることにどういう意味があるのか、レッテルなんてどうでもいいじゃん。戦術級だからしないけど、作戦級ならするとか、そういうどーでもいい拘りにすりよって、このゲームは作戦級ですよってアナウンスすることに、どれほどの得があるんだろうか。 ・・・なーんてふと思わなくもないんですが、人は数多いものを見ると、グルーピングして理解したつもりになったり、1本立ちしているものを見ると、どっかのカテゴリーに無理矢理にでも帰属させて、解った気になりたいものなのです。 なにを隠そう私自身がカテゴライズの魔力にとらわれている張本人です。 だってわかった気になりたいですから。 人間だもの。いいんじゃね?
by takoba39714
| 2017-02-28 20:37
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