Carrier Duel 1942は、カードでする新機軸空母戦ゲームです。
ルールは「比較的」簡単でありながら、よく戦記物でみる空母戦のエピソードを再現できることがウリのゲーム。
今回はやや強引にいつもお世話になっているぐちーずさんとモスキートさんに、わざわざ彦根までお越しいただいて、テストプレイをしていただきました。
シナリオは珊瑚海海戦。
全10ターン中、6ターンの時点で、日本軍は翔鶴、瑞鶴ともに中破、輸送船団も手傷を負いました。
一方、米軍もヨークタウンが大破、レキシントンが中破の損害を負いました。
勝利条件としては米軍がややリードしており、勝敗が見えたということでお開きとしましたが、全ターン消化できなかったにも関わらず、目標とした2時間以内に収まらなかったのは、痛恨の極みでした。
システム上、空母が傷ついて航空機運用能力が下がると、カード巡りが停滞してしまうため、大けがを負った空母が戦場を未練がましくウロウロするといった、およそシミュレーションとしておかしな展開になってしまうことも判明。
このあたりは抜本的な改良が必要に思えました。
索敵システムや、航空戦闘のシステムについては、おおむね狙った展開になったことは、不幸中の幸いといったところでしょうか。
カードが場に散乱してしまうので、マップシートのようなギミックも必要という意見も戴きました。
こんかいの結果を反映し、次回は是非「これは面白い!」って言っていただけるようなものに成長させたいと思います。