自作の空母戦ゲームを作るべく、寄り道しつつぼちぼちやってます。
by takoba39714 カテゴリ
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もうことの顛末が某ブログ記事(複数)になっています。 そういう意味ではいささか新鮮味に欠けるのですが、こちらは約1ヶ月の間、ネット環境から隔離されていましたんで、どうかお許しください。しばらくそのときの書きため記事が続きます。 私は7月9日から8月の3日まで、関東のとある研修施設に缶詰になっていました。 平日はみっちりお勉強なのですが、休日は一応開放されます。そんなわけで休日を利用し、こちらの「ゲームな人」と、お会いすることにしたのです。 まず、15日日曜には、ちはら会のmitsuさん、Tommy さん、うおPさんとご対面です。 7月15日6時30分ごろ、私は宿泊施設談話室のテレビで台風情報をチェックした後、宿泊施設近くから出る始発バスに乗り込み、千葉県市原市へと出発しました。行く先はmitsuさんのご自宅です。当初はお昼過ぎに着きますとご連絡していたのですが、ちょうど4号(私が拝命したお笑いナンバーではなく、台風の方です)の到着時刻とバッティングしそうだったため、交通機関に影響がでないうちに行軍する作戦に出たのです。嵐を狙って上陸なんて、ノルマンディーの連合軍か源義経みたいです(そんないいもんかい)。 おかげで、10時前には付近の駅に到着し、「迎えに来てください。」などと電話するなど、ひとさまのお宅にお邪魔するのにもかかわらず、随分非常識な次第とあいなったわけです。mitsuさん、本当にすいませんでした。 で、ついた早々「帝国海軍第三艦隊」のテストプレイ。 結果はといいますと、我が日本軍は翔鶴、瑞鶴、隼鷹がすべて発着艦不能になった上、ガ島に到達した輸送船の半分以上を揚陸中に沈められるという大敗を喫したのでした(またも負けたかtakoba海軍)。 所要時間は3時間30分ほど。インスト付とはいえ、もう少し短縮したいところですね。 それはともかく、ゲームの改良点を色々考えされるテストでした。 まず、今回のテストプレイでは、日本駆逐艦3隻と、米軍駆逐艦4隻の昼間戦闘というとんでもシチュエーションが発生したのですが、これの処理に、エンプラ、ホーネットの日本空母空襲に対する処理と、ほぼ同じだけの手間と時間がかかってしまいました。 これは、ゲームとしてどうなのか。ルール上当然起こりえる事象なのですが、刺身のつまみたいな戦闘に長々と時間がかかってしまうのは、ゲームを3時間で終わらせるという当初の設計思想からすると、あまり好ましいものではありません。 ガ島周辺の戦艦同士の撃ち合いならともかくですが、このような偶発的な戦闘ではねえ。 今回はそれが原因でプレイ時間が設計枠を超えたのですからなおさらです。 もっとも、戦艦同士の撃ち合いと、駆逐艦の遭遇戦で、おもしろさが原因で戦闘時間が変わるわけではないので、シミュレーションとしては正しいという考え方もあるのでしょう。 しかし、初心に立ち返れば、帝海をそのような設計のゲームにしては、やはりいけないのです。 それに現行の水上戦闘のルール自体、単独で試している時には全く感じなかったのですが、全体のバランスを考えると、手順が煩雑でスマートさが無く、どうもなんだか引っ掛かるんですね。 戦闘ルールに簡易ルールと現行ルールの両方を用意し、ここぞという場面以外は簡易ルールで処理しては?という魅力的なご提案もいただいたのですが、簡易戦闘ルールと現行戦闘ルールの結果の相関をどう調整するのかという、非常に難しい問題が生じます。(mitsuさんはテストプレイヤーを快く申し出てくださいましたが。)それに新たにルール量が増えるという問題もあります。ここはやはり良いところは残しつつ、スリム化する方向で考え直したいところです。 これからルールやシステムの練り直しというのも、この期に及んでどうかいなという気がしますが、今のところ改良手段として ①手順チットをラウンド最初に全部引いてしまうことで、かかる時間を短縮する。 ②撤退モードになってからのラウンドを廃止する。 ③移動の自由度を低くし、一度砲撃戦や雷撃戦になったら動きにくくすることで、決着がつくのを早める。 ④色々な判定ルールを整理統合して、煩雑さを無くす。 というようなことを考えています。 また、現行では全ゲームターン数を20ターンとしているのですが、今回は10ターン、前回は15ターンで決着がついてしまいました。プレイ時間短縮という意味でも、15ターンもあれば十分と判断し、5ターン(1日分)を削ることとしました。 もうひとつCAPの取り扱いも、考えなくてはいけません。 現行システムでは、あきらかに五月雨空爆の方だけが有利です。 空母の発進能力をもう少し絞るか、CAPの滞空能力を上げないと、集中空爆と五月雨空爆の互いの有利、不利を描きだしたことにならないようです。 と、いうことでとっても有意義なテストプレイでした(つづく)。
by takoba39714
| 2007-08-04 21:00
| ゲーム会報告
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Comments(2)
Commented
by
mitsu
at 2007-08-04 21:58
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ご帰還、おめでとうございます。その節は、お世話になりました。
はじめて全貌をみせていただいた第三艦隊ですが、いろいろな意味でランダム性の高い、楽しいプレイでした。時間の許す限り、デヴェロップをしていただき、より高い完成度になりますように。来年のご来訪時に(?)は、パッケージされたもので対戦できることを祈っています。
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Commented
by
takoba39714 at 2007-08-05 16:39
お世話になりました。とりいそぎ今回の成果をSSGにはお送りしました。 来月作業を再開してからは、またいろいろご意見を伺いたいたいこともございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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