まだ、ルール確認とカンを取り戻すためのお試しプレイの最中です。
ルール確認の他にすべきことは、ユニット運用の指針を掴むことと、システムを使いこなし方です。
具体的に言うと、例えばP3Cは戦略索敵に使用するべきか、対艦、対潜攻撃に使用すべきかというようなことです。
戦略索敵は一度成功すると、1日(3ターン)効果が持続します。
戦術索敵は基本的には1ターンだけです。敵に隣接したり、敵から攻撃を受けたりすることで、戦術索敵に成功します。どっちかに成功していないと攻撃ができません。
ただ、戦略索敵に使用してしまうと、そのユニットは攻撃には使えなくなってしまいます。活性化の順番と、ユニットの上手な運用によって、戦術索敵で敵を捕らえて攻撃すればいいわけで、P3Cの多数を戦略索敵に投じるのは愚策かもしれません。
中国軍は自衛隊に比較して、空軍ユニットと潜水艦ユニットでは数的に優位です。しかし中国空軍ユニットは総じて航続力が短いため、見た目ほどの実力はないようです。 特にSU-30以外は隣接したエリアの索敵を行えないため、戦略索敵に役立つのは2日目(4ターン目)以降です。イニシアティブを中国軍が握るためには、佐世保の日本艦隊を初期から継続補足する必要があるため、虎の子フランカーを偵察に回すのもやむを得ないでしょう。自衛隊機が日本エリアの戦略迎撃任務に戦闘機を上げてくると厄介ですが、自衛隊も十分な数を擁しているわけではないので、それは可能性としては少ないと思います。自衛隊からの積極開戦というペナルティを犯してまで、これを墜としに行く選択をするかどうかは微妙かなあ。
第1ターンのみを数回やってみました。中国軍からしかけてもペナルティはないため、足の短いJ7、J7Eを東シナ海で迎撃任務につけ、戦略偵察に出てきたP3Cを迎え撃ちましたが、AWACS効果もあって大体F4EJ改に撃退されてしまいます。そうすると初盤のイニシアティブを日本軍が握ってしまうので、中国艦隊がマレー沖海戦よろしく、陸攻ならぬP3CのSSM反復攻撃に曝されます。運が悪いと第一ターン早々に旗艦が沈没することになりかねません。
もともとのシステムが優秀なこともありますが、さすがCMJが力を入れて商品化しただけあって、このようなミニシナリオも小品ではありなから、考える部分が多く面白いです。帝海もあやかりたいですね。