日本軍の次なる目標はラングーンです。
既に英軍のシンガポールを押さえているので、ラングーンを取れば英艦隊を無力化できる上、カルカッタを攻める足がかりにもなります。
コロンボを押さえて連絡線を遮断する手もあるのですが、こちらは守備隊が強力です。
ただ、チットの順序如何では先に英軍に海峡封鎖されてしまい、ラングーンに輸送艦隊が行けなくなるため、コロンボ攻略も視野にいれる必要はあります。
連合軍もこのターンは史実より積極策に出ます。チットの順序も功を奏し、軽空母ハーミズを主力とする艦隊がバタビア封鎖に出動します。
移動チェックに成功し、南雲機動部隊のZOCをすり抜けることに成功しました。
日本軍は対応に悩みます。チットの順序如何ではブルネイの基地航空隊にこれを任せることになります。コロンボの正規空母インドミタブルを主力とする艦隊の動向がまだ不明だからです。しかし今度のチットは日本の打撃艦隊奇襲チットだったため、これがコロンボに殴り込みをかけます。
これにより英空母艦隊のZOCは打ち消され、ラングーンへの突入経路が開きました。
つづいて輸送艦2のチットを引いた日本軍は、軽空母2隻の支援を伴った陸軍輸送部隊をラングーンに送り込みます。
次のチットは英空母。低速戦艦に日本軍巡洋艦隊の撃破を任せ、先行したハーミズを追いますが、今度は移動チェックに引っかかり、洋上で立ち往生してしまいます。
そして南雲機動部隊の出動の出番がやってきて、ハーミズを迎撃しに出動します。
ハーミズをこのままにしておくと資源ヘクスを封鎖されるため次ターンの作戦に支障を来すからです。
とおく南太平洋では米空母サラトガが今度はマリアナを狙いますが、これを伊号潜水艦が捉えました。
まず、対ハーミズ戦ですが、6隻の正規空母にかなうはずもなく、海の藻屑となります。
ラングーン上陸戦では基地航空隊を下し、日本軍が上陸に成功します。
コロンボでは基地航空隊に阻まれ、巡洋艦隊は接敵できずやむなく帰投。
ウエーキをおそった米空母の奇襲は今回は失敗。逆に潜水艦の雷撃を受けサラトガはお約束どおり損傷しました。
日本軍は前のターンに逃したマニラと、今回のラングーンの支配に成功します。
これで英艦隊も無力化したので、資源ヘクスを後方から脅かすことはなくなりました。無力化した英艦隊はコロンボに留まり、以後日本艦隊ににらみを効かすことにしました。
勝利得点は新たにマニラを穫ったことで、1級軍港の数では同点になりました。「英空母2」チットのキャンセルと、「日本軍打撃1」チットのキャンセルで、作戦チットキャンセルのペナルティもイーブン。
得点ゲージは米に+3点から動かずです。