自作の空母戦ゲームを作るべく、寄り道しつつぼちぼちやってます。
by takoba39714 カテゴリ
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こちらでE社の「入門1」について誰も語らないって書いてあったので、ではあえてこれにまつわる思い出話を語りつつ、初心者ゲーム論につなげてみましょう。 私は「入門1」を持ってました。 ついてたゲームはバルジ戦ゲームと、戦車戦ゲームと、戦国マルチゲーム。 今は散逸してしまったので、手元にないから、タイトル名が判りません。 これを大学のサークル(大学でも美術部でした)に持ち込み、普段ウォーゲームなんてしない人達と結構遊んでました。 一番不評だったのはバルジ。 まあ、それってなんですか?っていう人が殆どな集まりだったので当然。 戦車戦も同じ。 タミヤのプラモを作ったことがある人は居たけど、まあ流行ってたのでなんとなく好きだった程度の人で、以下同文。 食いつきが良かったのは戦国マルチ。 簡易版戦国大名だったんですが、テーマの知名度は抜群で、ルールも難しくなく、わいわいみんなで楽しめるのが良かった。 あれは復刻再販されてもいいと思うけど、「GJ本能寺への道」とか「WGJ#2新戦国大名」が出た今となってはいまさらっていう気もしますね。 あの時、私と一緒にアレをやった人は、そのあときっとNECのPC9801MK2(懐かしや)やファミコンで出来る「信長の野望」を面白がったに違いありません。 大学卒業~就職~結婚~育児というステップを経て、自身の自由になる時間をどんどん失っていく人が、パソコンとかファミコンといった人を相手にしなくていいツールを得たら、それはもうそっちへ流れるのが自然でしょ。 そのあとネット社会になって、それが人とつながれるツールになっていくんですが、それはまた別の話。 そうなんですよ。 ルールが難しくてもテーマに興味さえあればついてくる筈っていうのは、PC9801MK2やファミコンが出る以前の話です。 「ルールが難しくてもテーマに興味があって、なおかつ他人と関わりたい人・関わりを厭わない人・関われる環境にある人」でなければ、小難しいルール解読を要する非電源系ゲームをしたいとは思わないんじゃないかな。 買うだけ買おうおうと思う人、所謂コレクターさんも、人との関わりになんらかの郷愁がある人なのかもって思います。 先ごろはやったボードゲーマーへ100の質問の「Q95:ボードゲームという趣味をやってきて嬉しかったことは何ですか? 」に、「知り合いが増えた」と答えた人が自分もふくめ、多かったような気がしますし。 だから、初心者っていうか、顧客拡大につながるゲームなら、やっぱり人と関わりやすいテーマで作られているべきではと。 勧める相手と共通言語的テーマで作られていることが、だいじなんじゃないかな。 バルジや戦車戦がウケルのは稀なんです。 そういう意味で、日本史ものというのは、まあ大河ドラマとか歴史ブームとかもあって、いいのかな。あとガンダムや宇宙戦艦ヤマトも素材としてはいいですよね。 ウルトラマンやゴジラも然り。 仮面ライダーやなんとかレンジャー、ひょっとしたらプリキュアとかもいいのでは。 「坂の上の雲」で海戦に興味を持つ人が増えると嬉しいな。
by takoba39714
| 2011-02-20 23:55
| ゲームってなにさ
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Comments(2)
Commented
by
F男
at 2011-02-21 22:22
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「入門1」については本当に語る人がいなかったので、助かります。私も「確か作戦級ぽいモノと、戦術級っぽいモノと、マルチっぽいものがセットになっていたような」くらいしか覚えていなくて。
テーマについては、難しいところですね。色んな意見があるようなので。ただ、「ボードゲーム」の特徴である「相手が人間だ」という部分は、基本的には重要な気がします。ソレがウザいって意見もあるとは思うのですが(苦笑)
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Commented
by
takoba39714 at 2011-02-21 22:49
テーマについてプリキュア云々は悪ノリですが、「相手が人間」という視点について、今まであまり語られていないような気がするんです。それがウザイと思われる方は、そもそもこの趣味に興ずる資格がないでしょう。苦手な方は居ると思うし、こっちがごめん被りたい相手が居たりすることもありますが、そういったこと全部含めてアリと肯定できる大人の趣味なんだと思います。
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