自作の空母戦ゲームを作るべく、寄り道しつつぼちぼちやってます。
by takoba39714 カテゴリ
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本ゲームがあらたに「レキシモン★ゲームズ」というレーベルから出版されたのは、「歴史をフレーバーにしているけどシミュレーションゲームではない」というメーカーの意志なのかもしれません。 いわゆるイロモノに分類されるゲームだし、GMT版のZERO!とコルセア&ヘルキャットを既に所有していた私は、もういいだろうとこれまでずっと我慢していたのですが、この度日本語版が出たということで購入に踏み切りました。 カードゲームは日本語版になっていると断然プレイ意欲が沸きます。 カードというギミックをゲームに使用する、あるいはカードゲームという体裁をとる理由は主に2つあります。 ひとつは特殊かつ多量な情報を簡単に処理して、状況の再現性を高めるため。 ふたつめは特殊かつ多量な情報を素早く処理してプレイにスピード感を持たせるためです。 ほとんどのゲームがこの二つの要求を同時に満たすためにカードを用いていますが、その比重はいろいろです。 たとえばイベント発生のためにカードを用いるタイプのものは前者の比重が高いわけですが、DiFはカードの応酬を空戦にみたてていることから、後者の比重が極めて高いゲームといえます。 スピード感重視の場合、プレイ中にカードに書かれていることが瞬時に判断できなければ興ざめです。 もちろん今時、英語でも日本語でも判読スピードは変わらないっていう方もいらっしゃるとは思いますが、私の英語力は極めて残念なレベルなのでだめですね。 カードドロウを(パワー性能の範囲内で)ターン前、ターン後の2回行えるようになりました。 GMT版ではターン開始時のみ可能でした。 またDVG版は、速度性能の差1につき、1ポイント分のアクションをカードなしで実施できるようになりました。 GMT版ではターボチャージャー装備機にのみ使用できるマヌーバーカードの「フルスロットル」によって、エンジン性能の優れた機体の優位性が表現されていましたが、コンスタントに手札にあるわけではありません。 これら2つの変更で、速度性能、エンジンパワーの優劣がより大きく反映され、一撃離脱型の航空機のステイタスが相対的に向上しました。 また、機銃火力は「Burst」という1概念だけだったものを、これに該当する「連射性能」と、「火力」という2つの概念に分けられたため、機体の性能差を細かくだせるようになりました。 しかし最も大きいのは自機+ウイングマンという概念が廃されたことです。 GMT版では、同一機種で自機のカードと自機を支援してくれるウイングマンカードがあり、基本的に2機一組で一つの戦闘単位でした。 ウイングマンカードシステムの廃止により、ルールはかなり単純化され、初めてこういったゲームを手にする方や、空戦ゲーム初心者の方へのインストが極めて容易になりました。 反面シミュレーションっぽさがやや薄まってしまい、他の空戦ゲームも知っているけど、こっちも買ってみたという方には、ちょっと喰い足らないかもしれません。 ただし、DVG版でも選択ルールで、編隊長機と僚機(ウイングマン)を指定することで、行動が制限される代わりにそれぞれカードドロウにおいて有利になるというものはあります(リーダー機はターン前補充数、ウイングマンはターン後補充数に1を加えられる)。 たた、キャンペーンシナリオは少なくなってしまったので、CMJ誌上などでのサポートが望まれます。 本ゲームは、小難しいという印象をもたれやすい空戦ゲームのイメージを覆し、誰にでも手軽に楽しめるようにしたことで、大いに評価されるべきです。 ですが、運動カードに書かれている「ヨーヨー」「シザース」「バーティカルロール」といったワザが、実際の動きで盤上再現されるわけではないし、またカードのイラストをみても、それらがどんな機動なのか知らない人には想像のしようがありません。 空戦をしている状況が脳内再現されず、単なるアクションカードとリアクションカードの出し合いとしてしか認知されない可能性もあるということで、そのあたりはちょっと寂しい気がします。 次号のSLGamerにつく予定の拙作の空戦ゲームが、うまくDiFと既存の空戦シミュレーションゲームの橋渡しになれればいいのですが。 拙作はカード併用のヘクスマップ使用で、従来型のゲーム寄りのシミュレーションゲームですが、複雑と思われがちなプロットをサポートするためにカードギミックを使用しています。 先の2つの要素の比重は真央ちゃん風に言うとハーフハーフというわけです。 また、高度の考え方などは、GMT版ではありますが 以上、宣伝でした。 さて、レキシモン★ゲームズ第二段は、オリジナルの戦艦デザイン&バトルゲームだそうです。 以前GJから建艦競争というカードゲームが出ていましたが、そっちと比べるともう少しミーハー路線のようです。 こちらも楽しみにしたいところ。 ただまあ、レキシモン★ゲームズ路線のゲームはあくまで「おやつ」ですから、こっちばっかり充実しちゃうのは狭量な私としてはちょっと苦笑い。 むしろTANKS!の後のCTCシリーズがどうなるのかに期待しています。
by takoba39714
| 2015-05-22 21:53
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