5月7日
いよいよ、空母決戦の機が熟しました。
しかし敵のMO攻略部隊は、オーストラリアの巡洋艦隊TF-44を攻撃目標に選びました。
護衛がついていったところを見ると、どうやら空母艦隊と誤認してくれたようです。
巡様艦隊がうまく囮になってくれたおかげで、我が方は全くフリーハンドで敵を空襲できます。
まず、北部豪州基地から飛び立った爆撃機(A-20?B-25?)が、高高度爆撃をしかけますが、対空射撃に阻まれ、まったく戦果をあげぬまま全機帰投。
つづいて本命の空母艦載機が殺到し、翔鶴に攻撃が集中、あっというまに沈没してしまいます。
この間、MO攻略隊と連動したラバウルの陸攻隊がポートモレスビー基地を半壊させる戦果をあげます。
一方の翔鶴の攻撃隊はCA-6を戦闘不能にし、戦線を離脱させますが、母艦の悲報を聞き、収容先をラエとラバウルに変更しました(余剰分2ポイントは撃墜扱い)。
しかし、その夜は思ってもみないハプニングが起こります。
MO攻略部隊の接敵の報を受け、南方に退避していたポートモレスビー攻略部隊が、米軍機動部隊と月夜の大海原でばったり遭遇してしまったのです。
激しい夜間戦闘が繰り広げられ、ヨークタウンが被弾損傷するものの、日本艦隊は壊滅し、ポートモレスビーへの揚陸は断念せざるを得なくなります。
ここにきて日本軍は動揺ポイントが10に達し、MO作戦の継続を断念、部隊の撤収を図ります。
5月8日
米軍は日本潜水艦群の哨戒ラインを迂回しつつ、高速で敵機動部隊に向かいます。
一方、翔鶴を失ったMO攻略部隊は、なんとか一矢報いようと、撤退命令がでてからも敵影を求めます。
そして退避中のTF-44を発見、必殺の酸素魚雷をぶちこみ、一方的に重巡2隻を戦闘不能にしました。
さらに勢いを駆ってその夜にポートモレスビー基地に接近。20センチ砲による艦砲射撃で、駐機している戦闘機を火だるまにしました。
5月9日
そしてついに決戦の時を迎えました。 両主力機動部隊はガダルカナル島を挟んで対峙。
互いに自らの艦載機を敵に差し向けます。
まず、レキシントン、ヨークタウンの攻撃隊も日本機動部隊に殺到。
瑞鶴、祥鳳を葬り去りここで米軍のサドンデス勝利が確定しました。
ほぼ同時刻、米機動部隊上空でも激しい戦闘が繰り広げられます。CAP網や激しい対空放火をかいくぐり、99艦爆がみまった爆弾は、レキシントンの機関室を直撃!これを海の藻屑とし、ワンサイドゲームは回避されました。
うーん勝ったけどうれしくないのは何故?(笑)
で、ゲームをやっててちょっと疑問が。
今回のように2空母をひとつの艦隊に統合した場合、航空攻撃隊はひとまとめにできるのか?
否の場合は護衛戦闘機の割り振りにも影響します。あくまで自空母所属の艦攻・艦爆は自分の戦闘機で護衛しなくてはいけなくなりますからね。
今回は統合可としましたが、米軍が有利になりすぎるし、この時期の米軍の航空隊の連携はあまりとられていないようですから、否とするべきなのかもしれません。
空母統合の利点はCAPの融通のみとした方が、バランス的にもゲーム的にもおもしろいのかも。
そうすれば最終決戦の場面で2空母とも撃沈となったかは怪しいところです。
ーつづくー