GJ幕末京都争乱は4人ゲームですが、陣営毎に適用ルールが違うので、陣営毎にまとめたプレイヤーエイドがついている親切設計です。
ですが見方を変えて、行動毎に陣営の差異をまとめたものがあると、作戦を立てる際の指針になるのではと思い、ここにまとめてみました。
まずは移動ルールから。
便宜上、藩士・攘夷獅子・新選組隊士を小部隊、 藩兵を大部隊としています。
1)小部隊の移動
【会津藩】コマンド=見廻組駒の移動
【長州藩】コマンド=攘夷志士・長州藩士の移動、支持向上
移動元1箇所毎に1金必要
移動に続き移動先で潜伏面の攘夷志士・長州藩士を活動面にすれば尊王支持に1段階シフト。
支持段階の1段階シフトに1金追加必要
新選組・見廻組のいる警戒ポイントでは停止
警戒ポイントで停止したら自動的に活動面になる。
長州藩邸で移動終了したら自動的に潜伏面になる。
【新選組】コマンド=隊士の移動・捜索
移動元1箇所毎に1金必要
移動先において1Dし、隊士以下の目がでたら、出目分の潜伏面ユニットを活動面にできる。
警戒ポイントで停止したら直ちに攻撃可(資金不要)
【尊王攘夷】コマンド=志士駒の移動
移動元1箇所毎に1金必要
警戒ポイントで停止したら自動的に活動面になる。
新選組・見廻組のいる警戒ポイントでは停止
尊王攘夷プレイヤーが長州藩邸にユニットを移動させた時、潜伏面にできるかどうかは編集部確認中。
長州藩は移動と支持向上をセットで行えることが特徴。
2)大部隊の移動
【会津藩】特能=藩兵移動
1アクションにつき移動元を1つ選ぶ。移動先は複数でもよい。
警戒ポイントを敵勢力無視して通過可
【長州藩】特能=藩兵移動
②元治改元イベントが起こるまで実施不可
1アクションにつき移動元を1つ選ぶ。移動先は複数でもよい。
警戒ポイントを敵勢力無視して通過可
移動元が長州ボックスの場合、全ての駒を洛外ボックスに移動させる。
移動元が長州ボックスの場合、禁裏以外の任意のエリアに移動
移動元が長州藩邸で移動先が禁裏の場合、一緒にいる長州藩士・攘夷志士を全て活動面にした上で引き連れて移動。
長州藩邸から禁裏への移動は特殊概念なので要注意である。
また、②のイベントが起こるまで実施できないことにも同じく要注意。
大部隊の移動は特能でしか行えない。
まあいってみれば大部隊なので小回りが効かないわけで、これはシステムの肝ですね。