私がこの戦車に魅せられたのは小学生の時です。
模型屋さんでみつけたタミヤ1/48走る戦車シリーズの「バルカン戦車」。
ランボルギーニカウンタックを彷彿とさせる前衛的な楔型のフォルム、MBTなのに無砲塔という過激な割り切り、こんなSFチックな戦車が現実に存在するのかという驚きを隠せませんでした。
タミヤの走る戦車シリーズはその後絶版となりましたが、数年後にHJ誌がスウェーデン軍特集をやって、航空機ではサーブビゲンやドラケンを取り上げ、戦車ではバルカン戦車・・・ではなく、Sタンクの1/35の海外製品(イタラエリかエッシーだったと思う)の作例がでていました。
当時の地方在住の中学生には、海外製品のプラモなんて手に入れる術がなく、いいなぁって指をくわえて見てるしかなかった。
ところがこの前、出張帰りの車中でネットショップをのぞいていたら、このSタンクC型のトランペッター社製キット、連結プラ製キャタピラ、真鍮製砲身の3点セットが売ってて、酔っぱらった勢いでついついポチってしまった。
幼稚園と小中高の14年間を過ごした堺市への出張帰りとアルコールのせいで古い記憶が喚起されたからかもしれません(こじつけ)。
3点まとめてやってくるのかと思ったら、まず砲身、1週間後にキャタピラ、もう1週間後に本体がくるというディ○ゴスティーニみたいな発送でした。
あまりに待ちどおしかったので、先にキャタピラ組み上げて塗装しちゃった。タミヤカラーのダークアイアンは超お勧めです。
ネットで調べて見るとこのキットはT社でも初期の製品だそうで、ゲートは無骨だし、ヒケによる変形や押し出しピン跡もひどく、バリも結構出てるし、ディティールなんだかパーティングラインなんだか迷うほどくっきりとした筋が多数ある。
ついでにパーツの穴とポッチの位置が合ってないところもありました。
しばらくバンダイやタミヤの最近作しか作ってない身にとっては、久しぶりに「プラモ作ってるなぁ」って感じのキットでした(笑)。
しかも当然ながら組立説明書には日本語表記はなく、中国語と英語のみなのも泣かせてくれました。
でも出来上がりのスタイルはかなりよく、ディティールもシャープで、パーツ点数の割に完成時の達成感はひとしおです。
そりゃあそうだろ、あれだけ削ったり盛ったりさせられれば(笑)。
戦車兵フィギュアがついてないのがちょっと寂しいかな。
ちょっと探してみましたが、米兵や西ドイツ兵、自衛隊員はあっても、スウェーデン兵のフィギュアは流石になさそうでした。
今回はキットの指定通りの迷彩塗装に挑戦してみました。
写真で見ると、車両そのものの素性(A型やB型をC型に改修したものもある)や保存状態で、同じ迷彩パターンでも色合いは様々みたいなので、模型映え重視で、ヴィビットトーンで塗ってみました。
迷彩に使用したのはタミヤカラーの、ジャーマングレイ、サンドイエロー、ライトグリーン+フラットベースです。
ベースカラーは車体上部はフラットグリーン、車体下部の影になるところはディープグリーン。




グレイはもう少し黒っぽくしてもよかったかも。
黄緑もやはり少し明かるすぎで、ライトグレーを混ぜるなどして少しトーンを落とすべきでしたかね。

ペロハチとこいつで模型は堪能できたので、そろそろゲームモードに戻りましょうかね。