この度、ワニミさんに大変お世話になって、「帝海第3艦隊」のブラインドテストをしていただきました。しかも
レポ記事まで書いていただいて・・・
自分としてはそれなりの注意を払ってルールを仕上げたつもりだったのですが、結構、思いも寄らぬバグがあったりと、試運転の大切さが身にしみました。
また、ユーティリティに関しても色々ご意見をいただき、参考にさせていただこうと思っています。この間のメールのやりとりは、莫大な数になっています。ご本人にお許しをいただいたので、当分ここの記事のネタもその中から発掘できそうです。
それにしても、1品仕上げるのって結構時間がかかります。GJもCMJも大体2ヶ月に1冊のペースで刊行されていますが、まあ新作ばかりではないとは言っても、よくもまあそんなペースで出来るなあと感心しきりです。
GJといえば、21号の「私のベストゲーム」の記事に、面白いことが書いてありました。プレイアビリティや競技性についてなど、色々考えさせられる内容でした。
その中でも「海戦ゲームの多くはあまり技量に差が付かないので評価が下がる」という一文は、海戦ゲームファンとしては悲しいですが、私はこのご意見を真っ向から全否定する気にはなれません。むしろ帝海については、技量差が(あまり)付かないことが魅力のゲームにできたらいいなと思います。どちらかというと、戦史を追体験する面白さみたいなものを出せたらなあと思っています。もちろん勝利目標に向けて互いが行動することで、世界が再現されるわけなので、ゲーム性ゼロ、競技制ゼロでも困ります。そんなのなら本を読んだり映画を見ればいわけですから。
このあたりは、SGに個々が何を求めるかの問題でもあり、また全てのゲームが、同じものを目指している必要も無いのです。私自身も世の中のSGが帝海タイプのゲームばかりでは困ります。
さて、これからワニミさんから頂いた意見を吟味して、全体の見直し作業に入ります。
あ、それから仕事の関係で明日より数日更新が滞るかもしれません。
では、進化した帝海をご披露できるよう頑張ります。